2015/05/05

JBL4343メンテナンスの巻その2

昨日はキャビティの分解までだったので

本日は、いよいよ アッテネータの分解、清掃であります。

先ずは、アッテネータパネルをビス6本を外して取り外します。



大きなアルプスが2つ、小さなアルプスが一つ

小さなアルプスは、ウルトラハイ・・・2405スーパーツイーター用です。

大きなアルプスは、2420ドライバーとスコーカー用です。

小さなアルプスは、残念ながらシャフト部分の台座にカシメで固定してるため分解清掃はできません。

この部分が不良の場合は、迷わずボリュームの交換・はんだ付けです。

ということで、大きなアルプスを分解・清掃します。

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まず最初に外すのは、ボリュームつまみです。

ニッパーを当て板にして、ラジオペンチで上に引き抜きます。3つとも外します。

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次に、ボリュームをサブパネルに取り付けている6角ナットと平ワッシャーを3つとも外します。

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大きいボリュームの缶蓋のツメ4か所をニッパーで起こして外します。

この写真は、ボリュームの軸側のナットを緩めて、摺動子もブラブラの状態になっています。

つまりボリュームの缶蓋はただの保護カバーということです。

ボリューム軸側のナットと平ワッシャーを外してしまえば、

ボリューム軸についている摺動子の接点部分を清掃することができます。

もちろん、巻選抵抗部分も簡単に清掃できます。

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摺動子の接点部分は、回転軸のグリスが流れ出して、緑青が葺いて大変なことになっています。

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違う角度から見たところです。

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巻線部分にいくらロジウムメッキがしてあったって、これじゃーだめですねえ・・・

いつも使っているところにグリスが流れてきて炭化している感じです。

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綿棒にエチルアルコールを染み込ませて、ごしごしこすると取れてきますが・・・・

こんなことではらちが明かないので・・・・・

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柔軟性のある1200番や・・・・・・

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6000番で仕上げをします。

ちょっと1200番でこするのには、金メッキがはがれちゃうんじゃないノーとか思い抵抗がありますが、

結構頑固ですから、溶剤系では剥がしたくないので(2次災害が怖い)・・・

まあ・・・・真心を込めてということで・・・・

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最後の仕上げは、おなじみの接点復活剤・・・・ポリコールキングを綿棒にて薄く塗っておきます。

最初にボリュームの軸についている接点を穴に通して元に戻しますが、

ナットで固定するときには、手でナットを締めて・・・・一度軸を左右に動かす・・・

またナットを増し締めする・・・

軸を左右に動かす・・・・

またナットを締めるというのを、3回ぐらい動かして・・・最後にラジオペンチでしっかり固定します。

ボリュームのふたのカシメ直しは、ラジオペンチで4つのツメの根元をまっすぐに成形しなおして、

4つのツメもわりかしまっすぐに成形しなおして、ふたを元に戻します。

このツメの成形直しをしないと、ふたがカラカラ鳴ったりしますので要注意です。

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つまみも一度パネルをつけてみて挿入しますが、これを見ると分かる通り、

アッテネッターメモリは目安だわねえということであります。

完成です。

マイルスのFOUR AND MORE で確認。

ちょっとクリアーになった感じです。

なにせ、ボリューム調整を回しても以前のようにザラザラ言わないので・・・・・

精神衛生上とてもよくなりました。
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